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木造住宅の耐震補強リフォームとは?費用・流れ・方法を解説

  • コラム
木造住宅の耐震補強リフォームとは?費用・流れ・方法を解説

古い木造住宅にお住まいの方にとって、地震への備えは大きな関心事でしょう。
いつ起こるか分からない地震災害から大切な家族と住まいを守るためには、耐震補強リフォームが有効な手段の一つです。

今回は、木造住宅の耐震補強リフォームについて、費用や流れ、方法、そして補助金・助成金といった情報を分かりやすく解説します。
業者選びのポイントや工事中の注意点なども含め、リフォームを検討する上で役立つ情報を網羅的にご紹介します。

木造住宅の補強リフォームの費用と流れ

耐震診断の重要性と費用

耐震診断は、建物の耐震性を評価し、補強が必要かどうかを判断する上で非常に重要なステップです。

診断費用は、住まいの図面の有無や築年数、建物の規模などによって異なりますが、おおむね7~10万円程度が相場です。
ただし、自治体によっては補助対象となっており、無料診断を受けられる場合があります。
また、より詳細な診断や補強計画が必要な場合は、費用が25~30万円程度に高くなることもあります。

耐震診断から補強工事までの流れ

耐震診断の流れは、まず現地調査で建物の状態を詳しく調べるところから始まります。
その後、調査結果に基づいて耐震診断を行い、耐震性の評価を行います。
診断結果に基づき、必要であれば補強方法を検討し、具体的な補強計画を立てます。
計画が決まれば、工事会社を選定し、見積もりを取り、契約を結びます。
最後に、計画に基づいた補強工事が行われます。

木造住宅 補強リフォームにかかる費用の目安

リフォーム費用は、建物の規模や築年数、補強方法、使用する材料などによって大きく変動します。

一般的な工事費用は、100万円以上かかることが多く、瓦屋根を金属製屋根に変更するだけでも100万円を超えるケースもあります。
壁1ヶ所の耐震補強費用は10万円程度、コンクリート基礎の増設は1mあたり5万円程度が目安となります。
正確な費用は、専門業者に見積もりを依頼する必要があります。

補助金・助成金の活用方法

耐震補強リフォームには、国や自治体から補助金・助成金が支給される場合があります。
補助金の金額や対象となる工事は、自治体によって異なるため、お住まいの地域の窓口に問い合わせて確認する必要があります。
また、所得税や固定資産税の減税制度も活用できる可能性があります。
これらの制度をうまく活用することで、リフォームにかかる費用を軽減できます。

木造住宅の補強リフォームの方法と注意点

主な補強方法とそれぞれのメリットデメリット

主な補強方法には、壁の補強、接合部の金物補強、基礎の補強などがあります。

壁の補強は、耐力壁を増やすことで建物の強度を高めます。
接合部の金物補強は、接合部を強化することで耐震性を向上させます。
基礎の補強は、基礎自体を強化することで建物の安定性を高めます。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、建物の状況や予算に合わせて最適な方法を選択することが重要です。

耐震補強が必要な家の特徴

1981年5月以前に建築された旧耐震基準の家、過去に大きな地震や災害を経験した家、増築を繰り返している家、建材の腐食や白アリ被害がある家、複雑な形状の家、大きな吹き抜けのある家などは、耐震補強が必要な可能性が高いです。

業者選びのポイント

業者選びは、リフォームの成功を左右する重要な要素です。
工事内容や費用、保証体制などを比較検討しましょう。
耐震補強工事の経験が豊富で、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
資格や実績などを確認し、不安な点があれば丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。

工事中の注意点と生活への影響

工事中は、生活に支障が出ることがあります。
工事期間や生活への影響について、事前に業者とよく話し合い、計画を立てておきましょう。
騒音や埃などへの配慮も必要です。

まとめ

木造住宅の耐震補強リフォームは、地震災害への備えとして非常に重要です。
リフォームを検討する際には、まず耐震診断を行い、建物の状態を把握することが不可欠です。
その後、補強方法や費用、補助金・助成金などを検討し、信頼できる業者を選んで工事を行いましょう。

工事中は生活への影響を考慮し、計画的に進めることが大切です。
この記事が、みなさんの木造住宅の耐震補強リフォーム検討のお役に立てれば幸いです。

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